貸株 〜10週目〜

みなさんこんにちは

momochalです

 

さて今週の実績です

期間 収益合計  
累計 +1062073
資産合計 収益額 収益率  日経平均
2019/9/16 6600189円 +62004 +0.95% +0.41%
2019/9/23 6633198円 +33009円  +0.50 -0.91%
2019/9/30 6763644円 +130446 +1.97% -2.14%
2019/10/7 6757872円 -5772 -0.09% +1.82%
2019/10/14 7099912円 +342040 +5.06% +3.18%
2019/10/21 7114086円 +14174 +0.20% +1.37%
2019/10/28 7125842円  +11756 +0.17% +0.22%
2019/11/4 7012171円 -113671 -1.60% +2.37%
2019/11/11 6965187円 -46984 -0.67% -0.38%

連敗です・・なんと今月はプラスが1日し

かありません。不思議とこういう状況にな

ると元気もなくなります。正直今まで経験

したマイナスに比べるとまだまだ軽症です

それでもなんとなく気分が下がりますね。

 

突然ですが私の目標は運用資産が億に達す

る事です。億トレとか億り人とか言います

がまぁ呼び方や定義はなんでも良くてとり

あえず億を手にし、それを運用しているく

らいの状態にする事です。今のような運用

の仕方でその日を迎えることができるのか

こういう状態になると不安になりますね。

正解が分からない、というかないのでなん

とも言えないところですが、こういう時に

焦って行動するのが一番ダメかなとなんと

なく思ってます。例えば今下がっている保

有株を急いで売るとか、今上がっている株

を急いで買うとか、そういう事をすると、

誰が見ているわけでもないのに、なぜか損

を拡大させてしまうことが多いと思います

私はプロではないので、ピンチの時ほど我

慢が必要かなと思っています。もちろん、

全然ダメな株を持っていたら話は別ですが

そうではないと思っているので、こういう

状況はじっと我慢するしかないかなと思い

ます。

 

さて今日は「貸株」について話したいと思

います。貸株というのは投資家の間では既

に当たり前になっているサービスだと思い

ますが、おそらく歴史はそこまで長くなく

ここ20年以内くらいに誕生したんじゃな

いでしょうか。ついでに株式市場の歴史を

調べたら1878年からみたいです。貸株

は信用取引と深く関わっていると思います

が、信用取引は2002年頃に法令が整備

されたような記述がありました。なので貸

株は割と新しいサービスですね。

貸株サービスとは、名前の通り自分の保有

している株を貸して金利を得ることができ

るサービスです。値上がりを期待して買付

した株を値上がり以外に利益を出すことが

できるんですから良いサービスですよね。

配当金も値上がり以外の利益ですね、ちな

みに値上がりによる利益の事をキャピタル

ゲイン、配当金や貸株のように保有してい

るだけで出る利益をインカムゲインと言い

ます。では、貸株はどうやって利用するか

ですが、実は利用できる証券会社が限られ

ています。今調べたところ以下の証券会社

が利用できるようです

・SBI証券
・楽天証券
・マネックス証券
・GMOクリック証券
・カブドットコム証券

松井証券やライブスター証券にもありそう

でしたが・・

大体どの証券会社も最低金利は0.1%で

す。さらに証券会社によって金利が上がる

銘柄があります。最大で20%とかになる

銘柄もあります。この金利は年率ですが、

実際には1日でも貸株していれば金利が支

払われます。つまり、100万円分20%

金利の株を1日貸株するとこうなります。

100万*20%/365日=547円

1日で547円!計算してみて自分でも疑

いましたが、1年保有すると20万になり

ますから合ってますね。まぁ実際に20%

の銘柄はそうそうないですし、金利が高い

場合に注意すべきことがあります。先ほど

貸株は信用取引と関係があると言いました

が、どういうことかと言うと、投資家が貸

した株は証券会社が借りた状態になります

そしてその株を更に他の投資家、主に機関

投資家と呼ばれる人たちに証券会社が貸し

ます。そして機関投資家がその株を信用取

引で売るんです。つまり、信用取引の売り

の株って誰かが貸株で貸してる株なんです

ね。そしてここからが重要なんですが、世

の中のものって、希少になると高くなりま

すよね。貸株の場合、売りたい人が多い株

ほど、貸してほしい=金利が高くなる。と

いうことになります。つまり、貸株金利が

高い株というのは売りの圧力が強い状態に

なっているので下がる可能性があります。

ただし必ず下がるという訳ではありません

それでは試しにSBIの金利上位3位の株価

チャートを見てみましょうか

金利10%のTATERU

クリックで拡大

金利10%のテリロジー

クリックで拡大

金利10%のUUUM

クリックで拡大

まぁ下がってますね笑

1年チャートにしましたが上の二つはここ

1年どこで買っても厳しいですね、一方で

UUUMは勝負のしどころがありそうです。

子供のなりたい職業になるほどホットな企

業ですしね。私の感覚では、経営が危なく

倒産の可能性がある、かなり割高、とまぁ

当然ですが一般的に下がるだろうと思われ

るような状況だと金利が上がりやすいです

 

なので、よく言われる話ですが金利が高い

からって買ってはダメです。インカムより

キャピタルでマイナスになりますからね。

自分が買おうと思った企業の株を保有して

いる間にインカムゲインが得られ、たまた

ま金利が高かったらラッキーなのか、危な

いのか判断に使うような感じにしましょう

 

それから、貸株に出している間は事実上は

証券会社の名義になっています。実際には

それによって日々の取引に影響はなく、い

つでも売却できますし、貸しているという

事を気にすることはありません。が、2つ

ほど気をつけておくべきことがあります。

1つは証券会社の倒産です。ほとんどない

ことではありますがもしそうなると貸株に

出している株は返ってきません。貸株に出

してない株は1000万円まで保証される

ようです。

もう1つは株主優待の長期保有特典です。

株主優待の中には3年以上保有すると、等

で優待品が豪華になるものがあります。

その権利は貸株をしていると得られなくな

る可能性があるので確認が必要です。

500株持ってたら100株だけ貸株にせ

ずに長期保有の権利を得る技もあります

 

それから貸株をしていると株主優待と配当

金はどうなるのか、という話もありまして

これについては証券会社が色々なサービス

を出しています。権利確定日に自動的に貸

株から戻して株主優待と配当金の権利を取

るサービスが多いですね。このサービスは

非常に便利ですが、このサービスを利用し

ていると最低でも0.1%の金利だったのに

0.05%分が手数料で取られるなんて事も

あったりするのでよく確認が必要です。

ちなみに貸株をしたままでも配当金と同じ

金額を受け取る事ができますが、その場合

は課税方法が異なり損になります。詳しく

は「配当金相当額」で調べてみてください

 

とまぁそんな感じの貸株サービスなんです

が、色々気をつける事も書きましたが実態

はほとんどの人が全ての株式を貸し出して

いるのが実状だと思います。

私も全て貸し出しています。私の運用資産

は実績で紹介していますので、参考までに

貸株金利でどの程度のインカムゲインを得

ているか紹介します。

1ヶ月:10000円〜15000円

1日:300円〜500円

という感じでした。

これを見て、「多くない?」と感じたと思

います。今、日本株は大体500万くらい

ですが、仮に金利0.1%だとすると

500万*0.01/365=136円

136円*30日=4080円

ですからね。実は前回の記事で書いた中に

私の保有株の中に割合が大きいものが2つ

あると言いましたがその内の1つが高金利

だったんです、金利は毎日のように変わり

ますが結構長い事10%近くでした。なの

でいつ下がるかヒヤヒヤもしてましたが、

結局最近になって株価は下がらずに金利の

方が下がりました。つまり、売り圧力に耐

えて株価を維持して危機を乗り越えたんで

しょうか。この先どうなるか分かりません

が半年近くに渡って貸株金利で利益を出し

てくれたので感謝です。あと毎月万単位の

お金が金利だけで入ってくるって結構嬉し

いですよ。という訳で今回は貸株の紹介と

金利の実績イメージをお伝えしました。